家庭裁判所において行われる手続の流れ

家庭裁判所において行われる手続の流れ

1.家庭裁判所への申立

後見等の申し立ては本人の住所地(住民登録をしている場所)を管轄する家庭裁判所に対して行います。

2.家庭裁判所での申立人&成年後見人候補者の面接

管轄の家庭裁判所で申立。事前に予約を入れた日時に、家庭裁判所で面談があり、事情聴取があります。
面談には、申立人、可能であれば本人が出頭。当職も同行します。面談は2~3時間程度要します。

具体的には、申立てに至る経緯、ご本人の生活状況、ご本人の判断能力や財産についての状況、添付したご本人の預金通帳の大きな金額の移動の理由、親族のかたの意向、後見人候補者の経歴・生活や経済の状況、家族関係、ご本人の今後の医療、介護の方針などを聞かれます。

3.家庭裁判所の調査官による事実調査&親族への照会など

申立人、本人、成年後見人(保佐人、補助人)候補者が家庭裁判所に呼ばれて事情を聞かれます。

4.精神鑑定 ※鑑定費用は5~10万円

実際に精神鑑定がおこなわれるのは稀で、申立て全体の約1割に過ぎません

5.審判

申立書に成年後見人(保佐人、補助人)候補を記載しますが、家庭裁判所の判断によって第三者である弁護士や司法書士等が選任されることになるため、候補者が後見人等になるかどうかはわかりません。

6.審判の告知と通知

裁判所から審判書謄本をもらいます

7.法定後見開始 ※法務局にその旨が登記されます

審理や調査の終了後、家庭裁判所は、結果を総合考慮し、要件を満たしていれば後見等の開始の審判をし、あわせて最も適任であると考える人を後見人等に選任します。後見人を複数選任したり後見監督人を選任したりすることもあり、後見制度支援信託の利用が検討される場合もあります。登記がされるあまでに2週間ほどの期間がかかります。

8.後見の開始決定に不服がある場合

審判書謄本が成年後見人なに届いてから二週間以内に利害関係人などから不服申立て(即時抗告)がされない場合、後見開始の審判が確定します。ただし、成年後見人等の人選についての、不服の申立てはすることはできません

 

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代表司法書士・行政書士 廣澤真太郎

神奈川県横浜市瀬谷区でかけつけ無料相談を実施している司法書士兼行政書士です。 ご自宅等に無料で事前相談に伺いますので、お気軽にご利用ください。

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